Press Release

標題:
オリックスとドローン社会実装推進の基本合意書を締結

2023年10月11日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、オリックス株式会社と、ドローンの社会実装推進に関わる基本合意書を締結しました。

ドローンをはじめとする無人航空機は「空の産業革命」とも言われ、官民協議会におけるロードマップに沿ったさらなる活用の拡大により、社会が抱える様々な課題を解決に導き、産業、経済、社会に変革をもたらすことが期待されています。

様々な第三者認証に従事するClassNKは、無人航空機のさらなる利活用拡大に貢献すべく、無人航空機操縦士の技能証明(ライセンス)の指定試験機関および機体の安全性認証の登録検査機関としての事業をはじめとして、ハード・ソフトの両面から無人航空機の運航の安全確保への寄与に努めています。

一方、オリックスグループでは、ドローンの販売およびレンタル、ドローン操縦士を養成するトレーニングスクール運営、空撮代行や屋内点検サービスなど関連サービスの提供、ドローンに関連するスタートアップ企業への出資など技術力のある企業とのパートナーシップを強化するとともに、ドローンへの知見を深めています。

オリックスと日本海事協会は、この度締結した基本合意をもとに、今後ドローンの機体メンテナンスや運航管理体制の安全性検証など、個別のドローン関連サービス事業での業務提携について検討し、ドローンの社会実装の推進を目指してまいります。

以上

【日本海事協会について】
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、人命及び財産の安全、環境保全への貢献を使命に、第三者認証機関として、検査、証明、規則制定、研究開発などを行っています。
120年以上の歴史にわたり、船級協会として、中立な第三者の立場から船舶の安全確保のための規則制定と検査を担い、商船の保険付保に必要となる「船級」を登録しています。船舶・海洋構造物に関わる船級規則に基づき、船体構造、機関、艤装品、材料、その他各種システムなどに関わる図面審査及び立会検査を実施、基準に適合した船舶に船級を付与しています。本会の船級を有する船舶の隻数は9,000隻以上、隻数において世界最大*の船級協会です。
本会は技術団体として広く信頼されており、国際条約や地域規制に基づいて、船舶の船籍国(旗国)が実施すべき検査及び証書発行の代行権限を100か国以上から取得しています。
また、長年の知見と経験を活かし、品質、環境、労働安全衛生など様々なマネジメントシステム認証、GHG排出量の検証、再生可能エネルギー関連設備に関わる認証、自動車運送事業者の労働環境に関わる認証(国土交通省認証実施団体)、無人航空機の操縦士試験(国土交通省指定試験機関)および機体の安全性認証(国土交通省登録検査機関)など、そのフィールドを拡大しています。
本会は、気候変動をはじめとした環境問題、デジタル化による社会の変革に対し、第三者認証機関としての役割を通じ、持続可能な発展への貢献に努めています。

* 2023年8月末現在CLARKSONS RESEARCH統計

ClassNK - EOD

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