Press Release

標題:
ClassNK、排ガス浄化装置ガイドラインを発行

2014年9月1日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、排ガス浄化装置ガイドラインを発行しました。

MARPOL条約附属書VIでは、船舶で使用される燃料油中の硫黄分濃度が規制されており、放出規制海域(ECA)として指定される海域では、一般海域と比較してより厳しい規制が課されております。また、この規制は今後更に強化されることとなっております。

排ガス浄化装置は、船舶から大気中に放出される前に、排ガスに含まれる硫黄分を低減します。本装置は、規制値を上回る硫黄分濃度の燃料の使用を可能とするため、低硫黄燃料油の使用に代わるものとして注目されております。

排ガス浄化装置の採用には、国際海事機関(IMO)の定めるガイドラインを考慮し、主管庁の承認を受ける必要があります。このため、現在、国内外で、当該ガイドラインに適合した排ガス浄化装置の開発及びその搭載が進められております。

このような状況を受けて、本会は、独立行政法人海上技術安全研究所の協力を得て、IMOの定めるガイドラインに適合する排ガス浄化装置の導入を支援することを目的とし、当該ガイドラインの内容について解説する「排ガス浄化装置ガイドライン」を作成しました。本ガイドラインには、必要とされる安全要件なども取りまとめております。

本ガイドラインは、本会ホームページにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧頂けます。
本会ホームページ

以上

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
機関部
Tel: 03-5226-2022, -2023
Fax: 03-5226-2024
e-mail: mcd@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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