Press Release

標題:
ClassNK、空気潤滑システム搭載船へのEEDI鑑定を世界で初めて実施

2014年10月29日

一般財団法人 日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、株式会社大島造船所においてADM Harvest Shipping向けに建造されたばら積み貨物船へのEEDI鑑定を完了しました。

本船は三菱重工業株式会社が設計コンセプトと環境技術を供与し、空気潤滑システム(Mitsubishi Air Lubrication System、以下MALS)を搭載したポストパナマックス型ばら積み貨物船の1番船となります。

EEDIの認証にあたり、MALSのような革新的な省エネ技術を、EEDI計算において評価するための基準として、IMOが“革新的省エネ技術のEEDI の計算及び認証に関するガイダンス”を制定しています。

この度のEEDI鑑定は、空気潤滑システムを搭載した船舶に対し、上記IMOガイダンスを適用して実施された世界で初めての例となります。

これまで本会はEEDI規制の審議・制定段階からIMOにおける議論をサポートするとともに、150隻を超えるEEDI認証を実施しています。今後もEEDI規制への業界の取り組みを、認証団体として積極的に支援してまいります。

以上

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
EEDI室
Tel: 03-5226-2058
Fax: 03-5226-2059
e-mail: eedi@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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