Press Release

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レーザ・アークハイブリッド溶接に関するガイドライン(第2版)を発行

2015年1月15日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、「レーザ・アークハイブリッド溶接ガイドライン(第2版)」を発行しました。このガイドラインは本会が2009年12月に発行した「レーザーアークハイブリッド溶接ガイドライン」の改訂第2版となります。

レーザ・アークハイブリッド溶接は、レーザ溶接とアーク溶接とを組合せた溶接法であり、同一の溶込み深さ(のど厚)を得る場合、アーク溶接に比べて、溶接による熱変形の抑制が可能な高品質・高効率の溶接方法です。

近年、主としてアーク溶接法を適用する国内造船所においても、レーザ・アークハイブリッド溶接を一般商船に適用する機運が高まりつつあります。

造船所等において、レーザ・アークハイブリッド溶接を適用する際には、当該溶接作業がどのように実施されるかを詳細に記述した溶接施工要領書(WPS:Welding Procedure Specification)及び製品溶接の品質確認方法を記述した品質確認要領書の承認を新たに取得する必要があります。

本会はレーザ・アークハイブリッド溶接を適用する造船所等を支援すべく、溶接施工法承認試験、溶接施工要領書、製品溶接の品質確認要領書等に係る要件に加え、当該溶接方法の留意点をガイドラインとして包括的に取りまとめており、本ガイドライン(第2版)は今般全面的な改訂を実施したものとなります。

本ガイドラインは、本会ウェブサイトにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧頂けます。
URL: http://www.classnk.or.jp

本会は、今後も新技術の実用化に向け、必要な支援を提供してまいります。

以上

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
材料艤装部
Tel: 03-5226-2020
E-mail: eqd@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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