Press Release

標題:
復原性資料など作成アプリケーションをNAPA Statutory Compliance Managerへ統合

2015年5月7日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK) (会長:上田 德)は今般、船舶の復原性資料などを作成するためのアプリケーション“PrimeShip NAPA Manager”の知的所有権をNAPA社に供与しました。

本日、最新バージョンであるNAPA Release 2015.1にてリリースされたNAPA社の設計支援のアプリケーションStatutory Compliance ManagerにPrimeShip NAPA Managerが統合され、従来本会顧客のみに利用が限定されてきた機能が、全てのNAPAユーザーに提供されます。

PrimeShip NAPA Managerは国内造船所との緊密な協力の下、本会が開発、展開してきたアプリケーションです。ばら積み船、タンカー、コンテナ船など船種に応じ、適用すべき規則が自動的に選択された上で、復原性計算や縦強度計算などを実施し、損傷時及び非損傷時復原性資料やローディングマニュアルの作成に用いられています。入力作業の省力化を徹底すると共に、トレーニング無でも利用可能な簡便な操作性を特徴としています。

これらの機能のNAPA Statutory Compliance Managerへの統合により、より多くの造船設計者における作業の効率化に加え、船級承認プロセスの更なる迅速化が見込まれます。

本会は今後も技術的知見の積極的な活用に努め、海事産業の発展に貢献してまいります。

以上

ClassNK - EOD

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