Press Release

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2015年度第3回技術委員会開催

2015年7月29日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、2015年7月28日、日本工業倶楽部において、2015年度第3回技術委員会を開催しました。

技術委員会は、海運造船業界からの代表者及び学識経験者で構成され、船級及び検査に関する技術規則の制定改廃に係わる技術事項を審議しています。

本会上田会長の挨拶に引き続き、改正案の審議が行われました。今回審議された主な改正案件は、以下のとおりで、計47件全ての案件が承認されました。

  • 業界からの要望等への対応として「低温用圧延鋼材の溶接施工方法及びその施工要領の承認範囲に関する事項」など
  • 損傷からのフィードバックとして「耐火ケーブルの適用範囲に関する事項」など
  • 国際条約への対応として「IGCコードに関する事項」及び「水素燃料自動車等を積載する自動車運搬船の火災安全装置に関する事項」など
  • IACS統一規則等への対応として「プロペラ軸及び船尾管軸の検査に関する事項」など
  • 国内法等の取入れとして「日本籍船舶に対する復原性要件に関する事項」など

全案件の内容は、本会ホームページにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「技術規則等の一部改正」のページでご覧頂けます。
URL: http://www.classnk.or.jp

技術委員会で承認された改正案件は、理事会の決議及び日本籍船舶用規則については国土交通大臣の認可を受けた後、公表及び施行されます。

また、技術トピックスとして、「船級登録の概要及び関連トピックス」、「再生可能エネルギーへのNKの取組み」、「ヨーロッパにおけるNKの取組み」及び「IMO/IACSの最新動向とNKの取組み」に関して報告しました。

以上

ClassNK - EOD

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