Press Release

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2015年度第4回技術委員会開催

2015年11月20日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、2015年11月19日、本部管理センターにおいて、2015年度第4回技術委員会を開催しました。

技術委員会は、海運造船業界からの代表者及び学識経験者で構成され、船級及び検査に関する技術規則の制定改廃に係わる技術事項を審議しています。

本会は、2013年6月に発生した大型コンテナ運搬船の海難事故を受け、造船所、船社、学識経験者をメンバーとする大型コンテナ船安全検討会を設置し、事故発生の可能性及び構造の安全性に関する検討を行い、本会規則に関わるアクションプランを含む報告書を2014年9月に公表しました。一方、国土交通省のコンテナ運搬船安全対策検討委員会による最終報告書が2015年3月に公表され、大型コンテナ船の安全性向上に向けた提言がなされています。また、国際船級協会連合(IACS)は、コンテナ運搬船の縦強度等に関する統一規則の改正を採択しています。

今回の技術委員会においては、コンテナ運搬船の構造強度要件について、国土交通省及び本会の報告書の内容並びにIACS統一規則に基づいた関連規則の改正案が提案され、承認されました。

技術委員会で承認された改正案は、本会理事会の決議及び日本籍船舶用規則については国土交通大臣の認可を受けた後、公表及び施行されます。

なお、規則改正案は2016年4月1日以降に建造契約が行われるコンテナ運搬船への適用を予定しています。

当該規則改正案の内容は、本会ホームページにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「技術規則等の一部改正」のページでご覧頂けます。
URL: http://www.classnk.or.jp

以上

ClassNK - EOD

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