Press Release

標題:
浮体式海洋液化天然ガス及び石油ガス生産、貯蔵、積出し、再ガス化設備のためのガイドライン(第3版)を公表

2015年12月3日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、この度、「浮体式海洋液化天然ガス及び石油ガス生産、貯蔵、積出し、再ガス化設備のためのガイドライン(第3版)」を公表しました。

本ガイドラインは、ガスを取り扱うFPSOに対する技術要件として2011年に第1版が公表され、本年2月にFSRUについての取り扱いを明確化する等の見直しを取り入れた第2版が発行されています。

その後、本会が参加した国土交通省主導の「FLNGの安全に関するガイドライン策定に係る検討委員会」より、FLNG設計時の安全要件を規定した「FLNG設計要件ガイドライン」が策定されました。

第3版では、更なる安全性確保のため、上記「FLNG設計要件ガイドライン」を参考に、ターレット係留*1のような一点係留システムの係留解析に対して、考慮すべき環境条件の組合せや張力評価に用いる統計解析手法を詳細に規定するとともに防火構造、消火設備等に関する要件の一部を見直しました。

本ガイドラインは、本会ホームページにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧頂けます。
URL: http://www.classnk.or.jp

以上

*1係留索と船体がベアリングを介して接続されることにより、波、風、潮流等の外力が最小となる方向に船体が自動的に回転する係留手法

ClassNK - EOD

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