Press Release

2016年1月26日

一般財団法人日本海事協会（ClassNK）（会長: 上田 德）と船舶の設計及び運航支援のソフトウェア会社であるNAPA社で共同開発した運航最適化支援システムClassNK-NAPA GREENが、株式会社名村造船所で建造される新造船に導入されました。本システムの導入は、船主殿のご了承のもと、名村造船所の主導により行われました。

ClassNK-NAPA GREENは、本船に搭載されたVDRやデータロガー等から運航データを取得し、本システム独自の自己学習機能Dynamic Performance Modelにより、極めて高い精度での船舶のパフォーマンス分析機能を提供します。

名村造船所主導によるClassNK-NAPA GREENの導入は、実際の運航時の船速・喫水の状態や貨物満載時の性能など、実海域における船舶の運航データ及びパフォーマンス分析データを活用した設計へのフィードバックを目的としています。また、同社は、今後更なるニーズの高まりが見込まれる運航支援分野に対し、造船所の立場から積極的に取り組むことで顧客に対する付加価値を高め、より一層の競争力強化に繋げることも視野に入れています。

ClassNK及びNAPA社は、船舶運航の「見える化」を実現するClassNK-NAPA GREENの提供を通じ、運航の最適化のみならず、より優れた造船設計への貢献に努めてまいります。

以上

この件に関するお問い合せ先：

一般財団法人 日本海事協会
秘書広報部
Tel: 03-5226-2047
E-mail: eod@classnk.or.jp

NAPA Japan 株式会社
Tel: 078-325-2160
E-mail: Japan@napa.fi

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