Press Release

標題:
米国籍船に関わるAlternate Compliance Program(ACP)ステータスの取得

2016年3月11日

一般財団法人 日本海事協会(ClassNK)(会長:冨士原 康一)は、米国政府より、Alternate Compliance Program(ACP)ステータスを取得しました。

本会は2011年に満載喫水線条約、トン数測度条約、SOLAS条約及びMARPOL条約などの国際条約に基づき米国籍船の検査・審査及び証書発行を実施する代行機関としての権限を取得し、2014年には初の米国籍船を船級登録しています。

ACPは代行機関が検査を実施する船舶に関わる負担軽減を目的とした制度です。米国籍船には米国沿岸警備隊(USCG)が訪船検査の上で発行する検査証書(Certificate of Inspection、COI)の所持が要求されますが、代行機関がACPステータスを有する場合、代行機関の作成する検査記録をもって、USCGのCOIが発行されます。これにより、重複した検査内容が省略され、USCG検査に要していた負担が軽減されます。

本会は、米国籍船の船級登録以降、2年間にわたる実績が評価され、今般のACPステータス取得に至りました。

本会は今後もUSCGとの連携を更に強化し、米国籍、また米国に寄港する本会船級船に関わる本会サービスの向上に努めてまいります。

以上

ClassNK - EOD

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