Press Release

標題:
鋼船規則等の一部改正を公表

2016年6月30日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、IGCコードに関する改正を含む2016年6月30日付けの鋼船規則等の一部改正を公表しました。

IMOは液化ガスのばら積運送のための船舶の構造及び設備に関する国際規則であるIGCコードについて、近年の技術進歩や船舶の大型化等を反映し、IGCコードとしては初となる全面改正を、2014年5月に開催された第93回海上安全委員会(MSC93)にて決議MSC.370(93)として採択しました。

本会はこの度の一部改正において、決議MSC.370(93)に基づいた、液化ガスばら積船における船体関連、材料関連、電気設備関連、艤装及び火災安全設備関連の規則改正を実施しました。これらの規則は、2016年7月1日以降に起工又は同等段階にある液化ガスばら積船に適用されます。

今回公表した、その他の主な一部改正は、以下の通りです。

・機関の非破壊試験に関する事項
・船用材料・機器等の承認又は認定に用いる申込書に関する事項
・閉囲区域への立入り等のための可搬式ガス検知器に関する事項
・ディーゼル機関の承認に関する事項
・脱出及び消防設備に関する日本籍内航船等の特別規定

改正の内容は、本会ホームページにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「技術規則等の一部改正」のページでご覧頂けます。

URL: http://www.classnk.or.jp

以上

ClassNK - EOD

ポップアップウィンドウを閉じるボタン