Press Release

標題:
2016年度第2回技術委員会開催

2016年7月29日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、2016年7月27日、日本工業倶楽部において、2016年度第2回技術委員会を開催しました。

技術委員会は、海運造船業界からの代表者及び学識経験者で構成され、船級に関する技術規則の制定改廃に係わる技術事項を審議しています。

今回審議された改正案は、計38件で全ての案件が承認されました。主な改正案は以下の通りです。

  • 研究開発成果の取入れとして「中間軸に用いる高強度材料に関する事項」
  • 損傷からのフィードバックとして「機関室等に備える通風筒の閉鎖装置に関する事項」
  • 業界からの要望等への対応として「化学成分分析の試験環境および機械試験の試験機に関する事項」
  • 国際条約への対応として「IGFコードに関する事項」、「極海コードに関する事項」
  • IACS統一規則等への対応として「消防員装具の呼吸具に備える訓練用予備シリンダの数量に関する事項」
  • 国内法等の取入れとして「日本籍タンカーの復原性計算機に関する事項」など


全案件の内容は、本会ホームページにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「技術規則等の一部改正」のページでご覧頂けます。
URL:http://www.classnk.or.jp

技術委員会で承認された改正案件は、理事会の決議及び日本籍船舶用規則については国土交通大臣の認可を受けた後、公表及び施行されます。

また、技術トピックスとして、「本会の研究開発」、「2016年度上期 船級船登録概要」、「国際条約の動向」及び「IMO GBS-SCF対応ClassNKアーカイブセンター」に関して報告しました。

以上

ClassNK - EOD

ポップアップウィンドウを閉じるボタン