Press Release

標題:
レーザ・アークハイブリッド溶接に関するガイドライン(第3版)を発行

2016年9月27日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、この度、レーザ・アークハイブリッド溶接を適用する造船所等の支援を目的に「レーザ・アークハイブリッド溶接ガイドライン(第3版)」を発行しました。

レーザ・アークハイブリッド溶接は、レーザ溶接とアーク溶接とを組合せた溶接法であり、同一の溶込み深さ(のど厚)を得る場合、アーク溶接に比べて、溶接による熱変形の抑制が可能な高品質・高効率の溶接方法です。

本会はレーザ・アークハイブリッド溶接を適用する造船所等の支援を目的に「レーザ・アークハイブリッド溶接に関するガイドライン」を発行・更新してまいりました。この度の改訂第3版においては、FPD*が発生しうるレーザ・アークハイブリッド溶接継手に対する正確なじん性評価方法と当該判定基準を規定しました。

本ガイドラインは、本会ウェブサイトにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧頂けます。

URL: www.classnk.or.jp


以上

*FPD(Fracture Pass Deviation):
シャルピー衝撃試験において、破断経路が硬く狭い溶接金属から母材側に逸れる現象。FPDが発生すると、見かけ上の吸収エネルギーが大きくなり、溶接部自体の正確なじん性評価が困難となる。

ClassNK - EOD

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