Press Release

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最新規則に対応した船体縦強度の評価ソフトウェア “PrimeShip-HULL(Rules)/PartC15”を公開

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、規則算式計算システム”PrimeShip-HULL(Rules)”シリーズとして、本会の鋼船規則C編向け船体縦強度評価ソフトウェア“PrimeShip-HULL(Rules)/PartC15”を新たに公開しました。

本会は、船舶の更なる安全確保と合理的な船体構造設計に寄与すべく、縦強度に関わる鋼船規則C編15章について、横式構造部材に対する評価基準の明確化を含めた座屈強度評価手法に関わる一部改正を2017年に完了しました。

“PrimeShip-HULL(Rules)/PartC15”は、鋼船規則C編15章の最新の規則改正に対応したソフトウェアです。船体縦曲げ強度評価、せん断強度評価ならびに弾性座屈ベースの座屈強度評価を迅速に行うと共に、横式構造部材に対して、従来の弾性座屈ベースの座屈強度評価だけでなく、最終強度ベースの座屈強度評価及び船体横断面の最終強度評価も併せて行うことが可能となっています。

また、“PrimeShip-HULL(Rules)/PartC15”は、縦強度の評価機能に加え、鋼船規則C編が適用されるあらゆる船種の横断面を迅速にモデル化し、評価結果をWordやExcel形式の計算書として出力する機能を備えており、船体構造設計の更なる効率化および品質の向上をサポートします。

“PrimeShip-HULL(Rules)/PartC15”の利用に関わる案内は本会ウェブサイトの「プライムシップ(以下URL)」に掲載しています。
http://www.classnk.or.jp/hp/ja/activities/primeship/

ClassNK - EOD

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