Press Release

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Seatrade Awards 2017にてClean Shipping Awardを受賞

2017年7月3日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、6月30日にロンドンで開催されたSeatrade Awards 2017において、インベントリ作成・維持管理システム“PrimeShip-GREEN/SRM”により、Clean Shipping Awardを受賞しました。

Seatrade Awards 2017は、英海事メディアSeatrade社が主催し、海事産業に優れた貢献を行った企業・団体を表彰する式典です。また、Clean Shipping Awardは、環境保全に貢献した企業・団体に対して授与される賞です。

本会は「2009年の船舶の安全かつ環境上適正な再生利用のための香港国際条約(通称シップリサイクル条約)」の採択を受け、条約で船舶ごとに作成が要求される有害物質インベントリの作成及び維持管理を支援するソフトウェアとして、“PrimeShip-GREEN/SRM”を2011年より運営しています。

インベントリの作成にあっては、造船所や船主が、船上に搭載される機器などの有害物質情報をメーカーから収集し、とりまとめを行う必要があります。“PrimeShip-GREEN/SRM”は広く業界の声も取り入れ、関係者間の円滑な情報伝達と容易なインベントリ作成・維持管理を可能とするソフトウェアとして開発されました。

“PrimeShip-GREEN/SRM”のインベントリ作成負担への軽減効果は広く認知され、造船所やメーカーをはじめとする約3,000の事業者に利用されています。インベントリは安全かつ環境上適正なシップリサイクルの基礎資料となるものであり、その作成及び維持管理をサポートするソフトを普及させたことが、環境保護への貢献として評価され、この度のClean Shipping Awardの受賞に至りました。

本会は、今後も顧客の環境規制への適応を支援するべく、各種サービスの提供を進めてまいります。

以上

ClassNK - EOD

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