Press Release

標題:
電子証書サービス“ClassNK e-Certificate”対象旗国の拡大について

2017年9月6日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、船舶の船級証書及び各種条約証書を電子ファイルにより提供する電子証書サービス“ClassNK e-Certificate”の対象旗国を拡大し、新しく対象となる旗国籍船舶へのサービスを9月15日より開始します。

本会は船社業務の円滑化を目指し、船級証書及び各種条約証書を電子ファイルで提供する電子証書システム“ClassNK e-Certificate”を開発しました。“ClassNK e-Certificate”は2016年4月に策定されたIMOの「電子証書に関するガイドライン第2版(FAL.5/Circ.39/Rev.2)」に準拠し、電子ファイルによる証書の送受信に加え、当該証書に改竄などがなされていないことを証明する有効性確認をオンライン上で可能とするシステムです。

本会は、本年6月15日より船級協会としては初となる電子証書発行サービスをリベリア籍船舶向けに提供してまいりました。今般、パナマ、シンガポール及びマーシャル諸島政府より電子証書発行に関する代行権限を取得したことを受け、サービスの対象となる旗国が拡大しました。また、ノルウェー、オランダ及びバヌアツ政府は、既に船級協会等の代行機関(RO)による電子証書の発行を承認する立場を明らかにしていることから、本サービスの対象となる船舶数は、本会登録隻船の約6割となります。

本会は、今後も、顧客の利便性向上のため、 旗国、港湾当局、PSC等の業界関係者の理解を得つつ“ClassNK e-Certificate”のサービス対象旗国を拡大するとともに、普及に努めてまいります。

なお、“ClassNK e-Certificate”による電子証書の発行には、サービス登録申込書の提出が必要となります。申込書は以下専用ページ(http://www.classnk.or.jp/hp/ja/activities/portal/e-cert.html)よりダウンロードいただけます。

以上

ClassNK - EOD

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