Press Release

標題:
コンテナ船 “MOL COMFORT” の海難事故について(その4)

2013年8月14日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、既にお知らせしています通り、コンテナ船 “MOL COMFORT” の海難事故に関する事故調査チーム(チームリーダー:松井敏友副会長)を結成しており、事故原因究明に全力を挙げて取り組んでいます。

本会の事故調査チームは、様々な可能性について事故原因の調査・解明を進めており、2013年9月上旬までに一定の見解をまとめる予定としています。

現段階の調査結果として、本会はハッチサイドコーミングを含む上甲板部については、今回の事故の起点ではないとの結論に至りました。

一方、三菱重工業株式会社及び株式会社商船三井は、予防的な安全強化策として、MOL COMFORTの同型船に対する船体強度の強化を目的とした工事の計画書を策定し、本会はこの計画書を承認致しました。

本会では引き続き本件への対応に全力を尽くし、船舶の安全航行に向けて徹底的な原因究明に努めてまいります。

以上

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
会長室
Tel: 03-5226-2047
Fax: 03-5226-2034
E-mail: eod@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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