Press Release

標題:
「液化ガス運搬船(独立方形タンク方式)の構造強度に関するガイドライン(第2版)」を発行

2018年7月9日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、独立方形タンク方式の液化ガス運搬船の構造強度について、直接計算を用いて評価するための技術要件をとりまとめた「液化ガス運搬船(独立方形タンク方式)の構造強度に関するガイドライン(第2版)」を発行しました。LNGまたはLPGの低温輸送に従事する独立方形タンク方式の液化ガス運搬船の構造強度に対し考慮すべき要件が網羅されたガイドラインとなっています。

本ガイドラインは「直接強度計算ガイドライン」と「疲労強度評価ガイドライン」から構成されており、今般発行した第2版では、「疲労強度評価ガイドライン」に関する内容を追加しています。

「疲労強度評価ガイドライン」は、船舶が長期間にわたり繰返し荷重を受けることで生じる疲労き裂に対する耐力を評価する手法を、本会の研究開発により得られた最新の知見に基づき規定しています。本ガイドラインに沿った疲労強度評価を実施することで、船体構造だけでなく、貨物タンク構造及び支持構造の主要部材に対して、より合理的な疲労設計を行うことが可能となります。

本ガイドラインは、本会ウェブサイト(URL: www.classnk.or.jp )にてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧いただけます。

以上

ClassNK - EOD

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