Press Release

標題:
「ソフトウェアセキュリティガイドライン」を発行

2019年6月4日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、ソフトウェア開発者やシステムインテグレーターなどを対象とした「ソフトウェアセキュリティガイドライン」を発行しました。

本会は2019年2月に公表した、船舶におけるサイバーセキュリティに対する基本的な考え方となる「ClassNKサイバーセキュリティアプローチ」に基づき、サイバーセキュリティ対策の実施主体者と対策内容を示したガイドラインや規格を「ClassNKサイバーセキュリティシリーズ」として、随時発行しています。

今般シリーズ第3弾として発行した「ソフトウェアセキュリティガイドライン」は、船上で使用するソフトウェアを基点としたリスク管理を目的とし、ソフトウェア開発、ソフトウェアインテグレーション、あるいはソフトウェア運用の段階において、セキュリティ対策を組み込むためのプロセスを示しています。本ガイドラインの発行により、公表から5ヵ月の間で「ClassNKサイバーセキュリティアプローチ」が示す各階層に対応したガイドライン・規格の策定に至っています。

また、本ガイドラインは、本会がパートナーシップ協定を結んでいるテュフ ラインランドと共同で策定しました。同社は、世界有数の第三者認証機関であり、幅広い製品やサイバーセキュリティの試験・認証をグローバルに展開しています。今後も船舶の更なる安全確保のため、各々が提供するサービスと知見の強みを生かし、海事産業におけるサイバーセキュリティに関するサービスを引き続き提供してまいります。

「ソフトウェアセキュリティガイドライン」は、本会ウェブサイト(URL: www.classnk.or.jp)にてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧いただけます。

以上

ClassNK - EOD

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