Press Release

標題:
ClassNK、アジア船級協会連合のメンバー協会と共にシップリサイクルに関するセミナーを開催

2013年9月10日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、2013年9月6日にシンガポールのMandarin Oriental Singaporeで、アジア船級協会連合(ACS)* のメンバー協会と共にシップリサイクルに関するセミナーを開催しました。

本会は、海事業界全体がシップリサイクル条約等の新規制にスムーズに対応できるよう、日本、欧州、中国、インド等の世界に広がる関係者と連携し、種々の取り組みを進めています。ACSにおいて、本会は同シップリサイクルワーキンググループの創設以来、議長協会を務めています。

本セミナーにおいては、シップリサイクル問題IMOドイツ政府代表であり本分野に関わる第一人者であるHenning Gramann氏(Managing Director, GSR Services)によるシップリサイクル条約及びEU規制についての最新動向の解説、ACSシップリサイクリングワーキングループ議長による協業成果の紹介、ACSメンバー船級協会より各々の取り組みに関わる発表がなされました。様々な観点からの紹介が盛り込まれた本セミナーは多くの業界関係者から歓迎され、盛況の内に終了しました。

本会はアジア、また世界において、より安全かつ環境上適正なシップリサイクルの実現に向け、今後とも主導的な役割を果たしてまいります。

* アジア船級協会連合(ACS: Association of Asian Classification Societies)は、2010年にBKI(Biro Klasifikasi Indonesia)、CCS(China Classification Society)、IRS(Indian Register of Shipping)、KR(Korean Register of Shipping)、本会及びVR(Vietnam Register)の6船級協会により結成されました。ACSは、海上での船舶の安全及び環境保護のため、関係機関と連携し、技術的な支援等の活動を行っています。

以上

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
国際室
Tel: 03-5226-2038
Fax: 03-5226-2024
E-mail: xad@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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