Press Release

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ClassNK、上田会長がACS次期議長に選任

2013年10月23日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、このたび、アジア船級協会連合(ACS: Association of Asian Classification Societies)の2014年度議長協会に選任され、本会の上田会長が2014年1月1日から1年間、ACS議長を務めることになりました。

2013年10月15日から16日にベトナムはハノイで開催されたACSの21st Annual Executive Committee meetingにて、2014年のACS議長について審議された結果、全会一致で本会の上田会長がACS次期議長に選出されました。

ACSは、1993年より毎年非公式の会合を開いてきましたが、2010年に本会及びBKI(Biro Klasifikasi Indonesia)、CCS(China Classification Society)、IRS(Indian Register of Shipping)、KR(Korean Register of Shipping)、VR(Vietnam Register)の6船級協会により正式に結成されました。ACSは、海上での船舶の安全及び環境保護のため、関係機関と連携し、技術的な支援等の活動を行っています。

上田会長のACS次期議長就任にあたり、アジア船主フォーラム(ASF)*1及びアジア造船技術フォーラム(ASEF)*2等、関連機関との協力関係の下、国際的な規制開発に関する議論において、アジアの声をよりよく反映すべく、ACSの活動強化に努めてまいります。

*1 アジア船主フォーラム(ASF)とは、アジア地域の船主間の相互信頼と協力関係の育成を目的に、1992年に設立されました。メンバーは、アジア8国・地域(日本・韓国・中国・台湾・香港・ASEAN(ブルネイ・フィリピン・インドネシア・マレーシア・ミャンマー・シンガポール・タイ・ベトナム)・豪州・インド)の15船主協会。

*2 アジア造船技術フォーラム(ASEF)とは、国際的な規制の検討に際し、船舶の建造技術に関する知見を技術面で十分反映させることを目的に設立されました。アジア地域の造船産業が技術の意見交換等を通じて共通の理解を得るとともに、まとまった対応策や意見を国際的に強調して発信していく場として、2007年11月に第1回会合が開催された後、2012年までに6回の会合が開催されております。

以上

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人日本海事協会
国際室
Tel: 03-5226-2038
Fax: 03-5226-2024
E-mail: xad@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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