Press Release

2021年4月12日

一般財団法人日本海事協会（ClassNK）は、革新技術を対象とした認証サービス製品・ソリューション向けイノベーションエンドースメントにより、株式会社サンフレムが開発したボイラー用バーナ、焼却炉向け状態監視・性能分析システム「サンフレム スマートサポートシステム」を認証しました。

本会は、2020年7月、革新技術の普及、発展を促すべく、技術的先駆者であるフロントランナーとの協働により適切な評価基準を策定するのと並行し、迅速に作業を進める認証サービスとしてイノベーションエンドースメントを開始しました。認証の分類の内、「製品・ソリューション」は、船舶へ搭載・利用されるデジタル技術を用いた機器やソフトウェアなどを対象としています。

サンフレム スマートサポートシステムは同社が開発したボイラー用バーナ、焼却炉向けの状態監視・性能分析システムです。IoTを活用したリアルタイムの情報収集や運行状況の見える化に加え、部品販売や技師派遣の実績を組み合わせた機器の状態監視、性能分析を行えることを特長としています。

本会は、サンフレム スマートサポートシステムの備える機能であるバーナ、焼却炉に対する状態監視や性能分析、部品交換などメンテナンスのアドバイス、自動レポーティングサービス、最適運用の提案、重大インシデントの予防、また他の船上機器への適用について検証を実施し、認証証書をこの度発行しました。舶用機器メーカーの製品を対象としたイノベーションエンドースメント認証として初の事例となります。

以上

(*1) 関連プレスリリース 革新技術への認証サービス「Innovation Endorsement」を開始：
https://www.classnk.or.jp/hp/ja/hp_news.aspx?id=5182&type=press_release&layout=5



ClassNK Innovation Endorsement紹介動画：
https://www.youtube.com/watch?v=HVHNiHYyiiU

ポップアップウィンドウを閉じるボタン