Press Release

標題:
ClassNK、Rio Tinto Iron Oreと包括的な連携協定を締結

2013年12月10日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、世界有数の資源会社『Rio Tinto』の鉄鉱石部門である『Rio Tinto Iron Ore』との間で、鉄鉱石の安全な海上輸送に関する連携協定を締結しました。

協定の調印式は、2013年12月3日(火)にリオティントジャパン株式会社において、Rio Tinto Iron OreのMr. Warwick Smith, Managing Directorと本会の中村靖副会長との間で執り行われ、鉄鉱石の安全運送に関する共同研究開発を推進することで合意しました。この共同研究開発の対象は、Rio Tintoが生産する鉄鉱石以外の鉱産物の輸送にも将来的に拡大することが期待されています。

Rio Tintoは、鉱物資源の探鉱・採掘・加工を担う会社です。主要商品は、鉄鉱石・アルミニウム・銅・ダイヤモンド・石炭・ウラン・金・工業鉱物(ホウ砂・二酸化チタン・塩)などです。採掘・加工された商品の効率的でかつ高い安全基準に準拠した海上輸送については、Rio Tintoグループの『Rio Tinto Marine』が担っており、グループ全体で1つの海上輸送チェーンを形成しています。

今回の協定は、本会とRio Tintoが長い歴史の中で蓄えてきた、各々の専門分野における知見を高い次元で融合することで、本会とRio Tintoとの持続的発展のみならず、従来以上のより幅広い分野・業界への社会貢献などが期待できる極めて先進的な取り組みです。

本会はこうした業界のニーズに応じた柔軟な連携協定・共同研究開発を通じ、本会の使命である海上における人命と財産の安全確保及び海洋環境の汚染防止のために今後とも全力を尽くしてまいります。

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
船体部
Tel: 03-5226-2017
Fax: 03-5226-2019
E-mail : hld@classnk.or.jp

左: Rio Tinto Iron Ore Managing Director のMr. Warwick Smith
右: 本会の中村副会長

ClassNK - EOD

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