Press Release

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ClassNK、ドイツ籍船に対し初の船級付与及びドイツ政府からISPS Codeの代行権限を取得

2014年6月11日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長: 上田 德)は、この度、ドイツ籍船に対して初めて船級を付与しました。

今回、船級を付与した船舶は、ドイツ船主Rörd Braren Breederungs GmbH & Co KGが保有する多目的貨物船「M.V. BREMER FORTUNA」です。

この船級付与に対する調印式が6月10日(火)にドイツ・ハンブルクにて開催され、Rörd Braren Breederungs GmbH & Co KGからはCapt. Rörd Braren(Managing Partner)、本会からは上田会長が出席しました。

本会は2013年2月、ドイツ政府よりSOLAS条約、MARPOL条約、満載喫水線条約及びトン数測度条約に関する代行権限を取得しています。これらの国際条約において、本会はドイツ籍船に対する条約検査及び証書発行の実施が可能となっています。

さらに、本会は、船舶と港湾施設の保安のための国際コード(ISPS Code)に関する代行権限も今般、ドイツ政府より取得し、本件に関わるセレモニーも前述の調印式に併せて行われました。なお、本セレモニーにはドイツ政府を代表してMr. Jörg Kaufmann(Head of Department Maritime Shipping)が出席しました。

同日、ドイツ籍船に対する初の本会船級の付与及びISPS Code代行権限取得を記念してレセプションも開催されました。同レセプションでは、今回のドイツ籍船への船級付与及びISPS Code代行権限取得を機会に、本会のドイツ海事産業に対する一層の貢献に期待の声が多く寄せられました。

本会は、ドイツ国内において1982年にハンブルク事務所、2013年にヴュルツブルク事務所を開設し、船舶検査や舶用品検査などの技術サービスを提供しております。また、本年4月1日より、検査本部部長をハンブルクに配置し、ドイツをはじめ欧州地区における技術サービスをさらに強化してまいります。

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
会長室
Tel: 03-5226-2047
E-mail: eod@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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