Press Release

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ClassNK、“瀬戸内シップリサイクルセミナー”を共催

2014年7月23日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、7月18日(金)、愛媛県新居浜市の新居浜工業高等専門学校において、一般社団法人えひめ東予シップリサイクル研究会主催の“瀬戸内シップリサイクルセミナー”を共催しました。
本セミナーでは、造船、海運、舶用産業、船舶解撤の先進地である瀬戸内地域において、今後どのように連携、協調してシップリサイクル条約へ対応していくかというテーマの下、これまでの活動報告やシップリサイクルを巡る世界的情勢、今後の課題について等多様な講演が行われました。国内の専門家が一同に会し、シップリサイクル研究の方向性を考える大変貴重な時間となりました。
会場へは、造船会社や舶用産業等の関係者、新居浜高専の学生、地域の方を中心に112名の参加があり、瀬戸内地域におけるシップリサイクルに対する関心の高さが伺われました。
本会は、世界で初めてシップリサイクル条約に完全準拠する解撤を実施した旧青函連絡船羊蹄丸に関わる、条約への適合鑑定書の発行をはじめとして、日本国内における安全かつ環境上適正なシップリサイクルの推進に取り組んでまいります。

【基調講演】
①「シップリサイクルに関する国際動向等」
国土交通省 海事局船舶産業課国際業務室 室長 上園政裕氏
②「室蘭市におけるシップリサイクルの事業化への歩みと今後の展望」
室蘭工業大学 教授 清水一道氏(特定非営利活動法人シップリサイクル室蘭 理事長)

【講演】
③「我が国のシップリサイクル研究の現状とあるべき姿」
一般財団法人日本海事協会 研究開発推進室 次長 シップリサイクル事業推進チームプロジェクトマネージャー 平田純一氏

【事業報告】
④「旧青函連絡船羊蹄丸のシップリサイクル」
新居浜工業高等専門学校 環境材料工学科
准教授 日野孝紀氏 (一般社団法人えひめ東予シップリサイクル研究会 代表理事)


この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
シップリサイクル事業推進チーム
(事務局:研究開発推進室)
TEL:03-5226-2025
FAX:03-5226-2019
e-mail:srpt@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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