Press Release

標題:
ClassNK、状態監視・自動診断システム「ClassNK CMAXS LC-A」にダイハツディーゼル株式会社が参画~発電機関の予防保全を支援~

2014年8月28日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(本部:東京都千代田区、会長:上田德)は、船内機器の状態監視・自動診断システム「ClassNK CMAXS LC-A」を用いて、ダイハツディーゼル株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:原田猛)と共同で発電機関の状態監視・自動診断に関する共同研究を実施します。

船舶では、主機関を中心とした状態監視が進んでいますが、センサデータを監視して状態を判断する船員の負担増加や、その役割を担える経験を持つ船員の減少により、主機関のみならず発電機関への状態監視の要望が高まっています。

そこで、本共同研究では、機関室内のセンサから得られる大量のデータを最先端技術を用いて解析し、発電機関の状態診断や故障の未然防止を図ると共に、機器の実際の状態に基づくメンテナンス間隔の最適化によるライフサイクルコストの低減を提案し、船舶の安全な運行を目指します。本共同研究は、2015年10月までを予定しています。

ClassNKはこれまでの検査に関わる知見を反映すると共に、船舶の機関検査の更なる合理化への活用を見据え、本共同研究へ参画いたします。

ClassNKは子会社である株式会社ClassNKコンサルティングサービス(本社:東京都千代田区、社長:上田德)と共に、本共同研究から得られた成果を利用して、機関室の様々な機器に対する、より高度で信頼性の高い状態診断サービスとして、機器の状態監視・自動診断システム「ClassNK CMAXS LC-A」を船舶に提供していきます。

ClassNKは、世界最大級の国際船級協会としての最高品質の技術サービスの提供と共に、海事関係者の要望による共同研究を技術面及び資金面の双方より支援することで、広く海事産業への貢献を図っており、本共同研究開発もこの取り組みの一環として実施されます。

以上

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
テクニカルサービス部
(プロジェクトマネージャ:永留)
Tel: 03-5226-2176
e-mail: mid@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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