Press Release

標題:
ツネイシホールディングス株式会社およびグループ会社28社のGHG排出量・環境データの第三者検証を実施

2023年11月29日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、ツネイシホールディングス株式会社および国内外のグループ会社28社によるGHG排出量・環境データの算定報告書の検証を実施し、検証声明書を発行しました。

気候変動をはじめとした社会課題への対応にあたり、企業の事業活動から生じるGHG排出量や資源の使用量といった環境情報の正確な算定は、環境への負荷を評価し改善するための重要なステップとなります。また、環境情報の開示は、企業の環境リスクや持続可能性への取り組みをステークホルダーが評価する際に活用されています。本会では、このような算定報告書の妥当性、透明性、信頼性の向上に寄与すべく、第三者検証業務を提供しています。

ツネイシホールディングス株式会社からの申込を受け、本会は同社およびグループ会社28社の2019年1月1日~2022年12月31日の4年間におけるGHG排出量および水、紙の使用量に関わる環境データの算定報告書の検証を実施しました。適用された基準*1と定量化手法に基づき、報告書が適正であることを確認したことから、この度検証声明書を発行しました。

本会は、GHG排出量など拡大する情報開示対応への企業のニーズに応じた第三者検証を通じ、持続可能性や社会的責任に配慮した経営の取り組みに対する貢献に努めてまいります

以上

*1 【GHG排出量の報告に適用された基準】
①ISO14064-1:組織における温室効果ガスの排出量及び吸収量の定量化及び報告のための仕様及び手引
②ISO14064-3:温室効果ガスに関する声明書の検証及び妥当性確認のための仕様及び手引
③GHGプロトコル:政府機関、事業者、NGOといった複数の利害関係者の協力によって作成されたGHG排出量の算定・報告に関する国際的な基準。CDP、RE100、SBTといった企業の気候変動対策に関する情報開示・評価の国際的なイニシアティブでも利用されている

【水、紙の使用量の環境データに適用された基準】
①GRIスタンダード:企業や組織が自身の経済的、環境的、社会的な影響について報告するための国際的なガイドライン
②国際保証業務基準(ISAE)3000(改訂)「過去財務情報の監査又はレビュー以外の保証業務」:国際会計士連盟に設置されている基準設定主体である国際監査・保証基準審議会が作成した非財務情報を対象とする国際保証業務基準

関連プレスリリース:
未来の価値を、いまつくる。常石グループのGHG排出量に関する第三者機関から認証取得
https://www.tsuneishi-g.jp/news/press/



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