Press Release

標題:
川崎汽船株式会社が、燃費改善効果の確認により、ClassNK-NAPA GREENの導入を拡大

2014年12月18日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)と船舶の設計及び運航支援のソフトウェア会社であるNAPA社は、川崎汽船株式会社において実船検証中の最適運航システムClassNK-NAPA GREENが、更に同社運航のコンテナ船(8,600TEU)3隻へ導入されることを発表しました。

2014年初頭からの実船検証において、ClassNK-NAPA GREENの自己学習機能Dynamic Performance Modelは極めて効果的に機能しており、3隻への追加導入は2015年6月に実施される予定です。

ClassNK中村副会長は、「ClassNK-NAPA GREENにより、船主及び用船者は、船舶の運航最適化に加え、運航パフォーマンスと燃料消費量を正確に把握し、理解することが可能となります。ClassNK-NAPA GREENを初期段階よりお使いいただいた川崎汽船が、この度、導入拡大をご決定いただいたことは、私どもの製品の有用性に関わる何よりの証であり、感謝を申し上げます。」と述べました。

また、NAPA Japan水谷社長は「NAPA社の目指すところは、より安全かつ環境効率に優れた船舶の設計・運航ソリューションの提供であり、ClassNK-NAPA GREENにより得られた運航燃費改善や、今後の船舶設計の最適化に繋がるフィードバックはその一例です。川崎汽船のコンテナ船をはじめ、ClassNK NAPA-GREENの導入実績は、多様な船型や運航形態へ拡がりを見せています。船舶の運航において、規制対応や経済性のみならず社会的責任の観点からも一層の燃費管理と環境へのコミットメントが求められる中、NAPAとClassNKのパートナーシップを通じ、顧客の皆様の問題解決を支援してまいります。」と述べています。

以上

この件に関するお問い合せ先:

一般財団法人 日本海事協会
会長室
Tel: 03-5226-2047
E-mail: eod@classnk.or.jp

NAPA Japan 株式会社
Tel: 078-325-2160
E-mail: Japan@napa.fi

ClassNK - EOD

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