Press Release

標題:
コンテナの積付け及び固縛に関するガイドライン(第2版)を発行

2015年1月8日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、「コンテナの積付け及び固縛に関するガイドライン(第2版)」を発行しました。

近年の海上コンテナ貨物取扱量の増加を受け、コンテナの効率的な積載のための新たな積付け方法や固縛装具などが考案、開発されており、これらを合理的に評価する必要性が高まっています。

本会は、コンテナの積付け及び固縛方法について幅広く調査、検討を行い、2009年に「コンテナの積付け及び固縛に関するガイドライン」を発行しました。このガイドラインにおいては、関連するISO規格や多様化したコンテナの積付け及び固縛方法の具体例と共に、船体の動揺などによりコンテナに生じる荷重を考慮して、安全な積付け及び固縛方法を検討するための強度評価手法を示しています。

今般の第2版改訂にあたっては、コンテナの積付け及び固縛方法について、コンテナ船の運航航路の海象に応じた検討を簡便に実施するための要件を追加すると共に、本ガイドラインに示す手法に準拠する評価機能を備えたプログラムを搭載した船舶に対し、その旨を船級符号へ付記するための関連要件を設定しました。

また、一部の主管庁が国際海事機関(IMO)によるCSSコード(Code of Safe Practice for Cargo Stowage and Securing)Annex 14(コンテナ固縛作業のための安全設計の手引き)への適合を強制化していることを受け、当該Annexに適合する船舶に対して、その旨を船級符号へ付記するための関連要件を追加しました。

本ガイドラインは、本会ホームページにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧頂けます。
URL: http://www.classnk.or.jp

以上


この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
船体開発部
Tel: 03-5226-2181
e-mail: dhd@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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