Press Release

標題:
台湾の金属工業研究発展中心(MIRDC)と再生可能エネルギー分野における業務協定を締結

2015年10月21日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、この度、台湾にて風力発電設備の試験などを実施する金属工業研究発展中心(MIRDC)との間で、再生可能エネルギー分野における業務協定を締結しました。

本協定は、大型風力発電設備に関する日台共通の規格確立、風車型式試験・認証サービスでの協業、及び両者がこれまでに蓄積したノウハウの活用を進めるものです。

協定締結にあたり、10月21日に台北にて、台湾の政府機関である経済部標準検験局(BSMI)の劉明忠局長の立会いの下、本会の上田会長とMIRDCの蔡明祺董事長との間で本協定書の調印が行われました。

本会とMIRDCは、2013年より中小形風力発電機の型式認証の分野において試験データの活用をはじめとした相互協力関係を構築してまいりました。

今般、MIRDCがBSMIより、風力発電設備の規格策定及び大型風力発電機の試験技術研究の委託を受けたことを契機に、本会とMIRDCの協力関係を強化すべく、本協定の締結に至りました。

風力発電において先行する欧州とは異なり、日本と台湾は台風や地震といった発電設備の設置には厳しい環境条件を有しています。これら地域特有の環境下での風力発電利用に向けた本協定による取り組みを通じ、本会は国内発の関連技術の普及及び海外市場創出の支援に努めてまいります。

以上

ClassNK - EOD

ポップアップウィンドウを閉じるボタン