Press Release

標題:
台湾の中国験船中心(CR)と洋上風力発電における第2回日台ラウンドテーブルミーティングを開催

2015年12月9日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、台湾の船級協会である中国験船中心(CR)と洋上風力発電における第2回日台ラウンドテーブルミーティングを共同で開催しました。

本会とCRは、本年3月に再生可能エネルギーに関わる業務協定を締結しました。協定に基づく取り組みとして洋上風力発電に関わる日台共通の課題に対する解決策について、政府機関、研究機関、発電事業者、金融機関、風車メーカー、建設会社、造船所といった幅広い分野の関係者が討議する「日台ラウンドテーブルミーティング」を開催しています。

本年7月1日に開催された第1回目のミーティングでは、台風来襲地域での洋上風力発電に関わる洋上施工技術や風車設置船、保険引き受けなど日台の風力発電業界の抱える課題を関係者で確認しました。

12月4日、台北にて今回開催された第2回目のミーティングでは、こうした課題に対して、強い台風が来襲する地域での暴風待機時の制御に優れた風車の採用、そのような風車による洋上ウィンドファームのフィージビリティスタディの有効性、日台の環境条件に即した洋上施工に関するガイドラインの策定、洋上ウィンドファームの保険引き受け要件となる第三者機関による安全性確認への積極的関与について議論が行われました。

今回のミーティングの結果を踏まえ、本会はCRと共に業界の抱える課題解決に継続的に取り組んでまいります。

以上

ClassNK - EOD

ポップアップウィンドウを閉じるボタン