Press Release

標題:
シップリサイクル条約への適合証明を発行した船舶リサイクル施設の最新情報を公開

2016年1月29日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、シップリサイクル条約(2009年の船舶の安全かつ環境上適正な再生利用のための香港国際条約(仮称))への適合鑑定を行い、適合証明を発行した船舶リサイクル施設の最新情報をホームページ上に公開しました。

本会トップページ > 業務サービス > 条約関連 > シップリサイクル条約
URL:http://www.classnk.or.jp/hp/ja/activities/statutory/shiprecycle/index.html

先進的な船舶リサイクル施設にあっては、シップリサイクル条約の発効に先駆け、条約に基づいた監督官庁による船舶リサイクル施設承認の要求事項である「船舶リサイクル施設計画(SRFP)」*1を作成し、安全かつ環境上適正な船舶リサイクルのための改善に取り組んでいます。

本会は、これらの施設における条約への適合証明取得のニーズを受け、日本、中国、及びインドの船舶リサイクル施設に対し、作成されたSRFPが条約の要求事項を満たしており、また、SRFPに従ったリサイクルが実施されていることを書類審査及び現地調査により確認の上、適合証明を発行しています。この度、ホームページ上に、これまで適合証明を発行した船舶リサイクル施設の情報を最新化したものとなります。

また本会は、国土交通省がIMO事務局の協力の下、2月3日にロンドンで開催する国際セミナー「持続可能なシップリサイクルを目指して」に参加し、条約への適合証明発行に関わる知見について紹介します。

本会は今後もシップリサイクル条約に則った安全かつ環境上適正な船舶リサイクルの推進に努めてまいります。

以上

*1 SRFP(船舶リサイクル施設計画:Ship Recycling Facility Plan)
シップリサイクル条約の規定により船舶リサイクル施設の承認の際に施設が準備する書類であり、施設における安全・環境保全を確保するためのプロセス等が記載される。

ClassNK - EOD

ポップアップウィンドウを閉じるボタン