Press Release

標題:
「ガス燃料船ガイドラインVer.4」を発行

2016年4月26日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、この度、「ガス燃料船ガイドラインVer.4」を発行しました。

船舶の排ガス規制への対応として、天然ガス(LNG)をはじめとするガス燃料の普及が期待されています。本会はガス燃料船の実用化に貢献すべく、IMOによるIGFコード*の制定に先立ち、LNG燃料船の建造指針となる安全要件をとりまとめたガイドラインの初版を2009年に発行し、随時更新を行ってまいりました。

この度のVer.4においては、LNG燃料船に対する従来の安全要件への最新の知見の反映に加え、LNG以外の低引火点燃料として注目を集めるメタノール及びエタノールを燃料とする船舶の安全要件を附属書として追加しました。

更に、建造時にはLNGを燃料として使用しないものの、将来の使用を見越してLNG燃料システムの設計及び部分的な設備搭載などを事前に行う船舶に対する船級符号「LNG Ready」を付記するための要件の定めを附属書として追加しています。

本ガイドラインは、本会ウェブサイトにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧頂けます。
URL: http://www.classnk.or.jp

* ガス燃料及び低引火点燃料を使用する船舶に対する安全要件を規定するSOLASの強制コード、2017年1月1日より発効

以上

ClassNK - EOD

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