Press Release

標題:
海上労働条約及び船員法の改正に伴う技術規則の一部改正の公表

2017年11月17日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、海上労働条約及び船員法の改正に伴い、日本籍船舶に適用される海上労働システム規則及び実施要領の一部改正を公表しました。

海上労働条約は、船員の労働環境向上のため2006年に国際労働機関(ILO)により採択された国際条約です。2014年6月に開催されたILO第103回総会において同条約の一部改正が承認されました。これを受け、第193回通常国会で上記改正に関連する国内法(船員法)の改正が成立し、2017年11月18日より施行されることとなりました。本改正に伴い、本会は日本籍船舶に適用される海上労働システム規則及び実施要領の一部改正を実施しました。

改正した主な内容は以下の通りです。

  • 船員の送還のための費用が船舶所有者により補償されない場合などに対応するための追加の措置を新たに規定
  • 船員が業務上の負傷に起因する長期障害を負った場合等に備える金銭上の保証について詳細を新たに規定


当該規則の内容は、本会ウェブサイトにてマイページのユーザー登録をすることによりご覧頂けます。

URL: http://www.classnk.or.jp


以上

ClassNK - EOD

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