Press Release

標題:
ClassNKアカデミー“海事データサイエンティスト育成コース”新設について

2017年12月25日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、ClassNKアカデミーに海事データサイエンティスト育成コースを新設しました。

センサー技術や衛星通信の発達により、運航中の船舶から膨大なデータ(ビッグデータ)が収集出来るようになり、海事業界でもデジタル化が加速しています。データの利活用は生産性向上や新たなイノベーションの促進に繋がるとされ、日本が直面する少子高齢化による人材不足問題などの解決策として期待が高まっています。一方、日本の海事業界には、これらデータを解析する専門家が不足しています。本会は、業界がこういった変化に順応することを支援すべく、今般ClassNKアカデミーにデータサイエンティスト育成コースを新設するに至りました。

本コースでは、データ活用に関する専門家を招聘し、データサイエンスの概要やデータ分析方法などの基礎内容に関する講義を行います。その後、課題解決型学習(Project-Based Learning)を基軸に、実例に基づき設定された課題の解決を目指すカリキュラムを組んでいます。本コースにより得られた知見を有効活用し、受講者が実務の中で課題の発見及び解決を導き出すことを目標としています。

受講対象者、講義内容などについては、ホームページの「ClassNKアカデミー」よりご確認いただけます。なお、当該コースの新設にあたり、本会会長冨士原康一より講座長としての挨拶をインターネット上で公開しています。
(URL: https://classnk.qumucloud.com/view/lU590Ncf5i6?captions=ja

本会は、今後もClassNKアカデミーを通じ、海事業界の人材育成により一層貢献してまいります。

以上

*ClassNKアカデミー
本会が船舶の検査や船舶管理システムの審査の実施により培った知見を活用し、船舶の建造、保守あるいは運航に携わる方々にそれらの業務に必要とされる基本的知識を習得していただくことを目指して設立した講座。

ClassNK - EOD

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