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本会は、第３回日本オープンイノベーション大賞　国土交通大臣賞を、「海洋油濁防止のための耐衝突・座礁性に優れた高延性厚鋼板開発・実用化」により、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所、日本製鉄株式会社、今治造船株式会社と共同で受賞しました。表彰式は2月25日にオンライン配信で開催されました。

「日本オープンイノベーション大賞」では、組織の壁を越えて知識や技術、経営資源を組み合わせ新しい取組を行うオープンイノベーションをさらに推進するために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を「日本オープンイノベーション大賞」として称え、模範となるようなもの、社会インパクトの大きいもの、持続可能性のあるものについての表彰が行われています。

「第３回日本オープンイノベーション大賞　国土交通大臣賞」受賞の概要

取組み・プロジェクト名称：海洋油濁防止のための耐衝突・座礁性に優れた高延性厚鋼板開発・実用化

受賞者：
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 海難事故解析センター　センター長　山田 安平
日本製鉄株式会社　鉄鋼研究所 厚板・形鋼・鋼管研究部 主幹研究員　市川 和利
日本製鉄株式会社　厚板技術部　厚板商品技術室　小田　直樹
今治造船株式会社 執行役員　紙田 健二
一般財団法人 日本海事協会 グループリーダー　船津 裕二

船舶の衝突や座礁による海洋油濁による環境破壊を防止するために、衝突されてもよく伸びることで破口しにくい「高延性鋼」を開発。海上・港湾・航空技術研究所、日本製鉄、今治造船、日本海事協会が連携し、コンセプト提案、材料開発、実機製造、認証制度およびガイドラインの公開、実船適用を実現したものです。
本会では、この取り組みの成果をふまえ、高延性鋼適用に際しての「高延性鋼の使用に関するガイドライン」を発行しています。

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