Press Release

標題:
SOx規制対応への支援体制の整備

2019年8月27日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、2020年1月からのIMOによる舶用燃料油中の硫黄分濃度の規制強化の開始に向け、規制対応にあたる顧客を迅速かつ確実に支援すべく、窓口の一元化を含めた体制整備を実施しました。

硫黄酸化物(SOx)に関わる規制強化をふまえ、これまで本会は、関連する図面審査・現場検査の適切な実施、国際・地域規制内容に関わる情報提供にとどまらず、規制対応にあたる顧客を支援する取り組みを進めてきました。規制適合燃料油の潜在的リスク及び安全使用の観点からの対応策を整理した「2020年からのSOx排出規制適合燃料油の使用に関するガイダンス」やSOxスクラバーの要件に関わる解説となる「排ガス浄化装置ガイドライン」の発行に加え、規制開始を控えた現在は、適合燃料油への切替えにあたってIMOが作成・保持を推奨する船舶実施計画書(Ship Implementation Plan: SIP)のサンプルを提供すると共に、作成されたSIPや燃料油タンク洗浄などに関わる鑑定を多数実施しています。

今後、適合燃料油の使用に関する機器類のトラブルや損傷、またポートステートコントロール(PSC)からの指摘への対応なども発生することが想定されます。SOx規制に関わる事項は多分野にわたりますが、本会においては窓口の一元化を含め、迅速かつ確実に規制対応を支援する体制を整備しました。SOx規制に関わる対応窓口は次の通りです。

 窓口TelE-mail
新造船関連機関部03-5226-2023mcd@classnk.or.jp
就航船関連検査部03-5226-2027svd@classnk.or.jp


また、SOx 規制に関わる本会の取り組みは、ウェブサイト(www.classnk.or.jp)の“業務サービス > 条約関連 > SOx・PM 規制”に掲載しています。

円滑な規制対応に向け、本会は関係各位へのフルサポートに努めてまいります。

以上

ClassNK - EOD

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