Press Release

標題:
日本郵船グループ船舶管理会社のサイバーセキュリティマネジメントシステムを認証

2019年12月16日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、日本郵船グループのNYK LNG シップマネージメント株式会社及び同社が管理する液化ガスばら積船“PACIFIC MIMOSA”のサイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS)を認証しました。CSMSを対象とした認証は本会にとって初となります。

本会は、船舶運航の安全確保を目的として、会社及び船上でのサイバーセキュリティに関するマネジメントシステムの確立、実施、維持、及び継続的な改善のための活動指針として規格「船舶におけるサイバーセキュリティマネジメントシステム」を2019年3月に発行しました。本規格では、船舶の運航段階のみならず、設計・建造段階からのサイバーリスクへの保護に関わる管理策を提示しています。

CSMSの認証審査では、会社及び船舶用にそれぞれ構築されたCSMS情報を確認し、サイバーセキュリティ方針やリスクアセスメントの実施など、本会規格が定める項目より適合性を評価します。今般実施した審査において、NYK LNG シップマネージメント株式会社及び”PACIFIC MIMOSA”に関わるCSMSの本会規格への適合を確認したことから、証書を発行しました。

本会は、今後も船舶の安全運航に寄与するべく、拡大する顧客ニーズに応じたサイバーセキュリティサービスの提供を実施してまいります。

前列右から1人目: 小山 智之氏 (日本郵船株式会社 常務経営委員)
前列右から2人目: 冨士原 康一(日本海事協会 会長)
前列右から3人目: 桑原 敦郎氏(NYK LNG Shipmanagement Ltd. 代表取締役社長)
前列右から4人目: 丸山 英聡氏 (日本郵船株式会社 専務経営委員・CIO)
後列右から1人目: 樋口 久也氏 (日本郵船株式会社 海務グループ長)
後列右から2人目: 斎藤 直樹 (日本海事協会 認証企画室長)
後列右から3人目: 有馬 俊朗 (日本海事協会 執行役員)
後列右から4人目: 髙野 裕文 (日本海事協会 常務執行役員)
後列右から5人目: 鈴木 英樹氏(日本郵船株式会社 経営委員)
後列右から6人目: 坂下 広朗(日本海事協会 副会長)
後列右から7人目: 岡崎 一正氏(日本郵船株式会社 経営委員)

ClassNK - EOD

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