Press Release
2019年12月26日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、「ClassNK技報」を創刊し、デジタライゼーションを特集した第1号を今般発行しました。
ClassNK技報は、革新的な研究開発、技術開発の取り組みが求められる海事産業において、本会の技術情報の発信をより強化することを目的に、これまで発行していた「日本海事協会会誌」(和文)及び「ClassNK TECHNICAL BULLETIN」(英文)を統合し、総合的な技術情報誌として創刊するものです。
第1号では、海事産業が直面している課題の一つであるデジタライゼーションを特集し、本会内外の執筆者によるデジタライゼーションに関する基調的な考え方、サイバーセキュリティ、人工知能、自動運航船などに関わる記事を掲載しています。また、水中検査へのROV活用など技術一般に関わる本会の取り組みも紹介しています。
ClassNK技報は関係各位に順次送付すると共に、本会ウェブサイト(www.classnk.or.jp )のトップページのリンク”ClassNK技報”より閲覧が可能です。ClassNK技報の発刊が、業界の発展にいささかなりともお役に立つことを期待しております。
第1号の目次は以下の通りです。
- ClassNK技報の創刊に際して/本会会長 冨士原 康一
特集記事 デジタライゼーション
- デジタライゼーション特集について/本会執行役員技術研究所長 松本 俊之
- 海事分野におけるデジタライゼーション/株式会社MTI 安藤 英幸氏
- サイバーセキュリティの現状と船舶における課題/KDDIデジタルセキュリティ株式会社 福島 健二氏
- 人工知能の現在地と付き合い方/澪標アナリティクス株式会社 井原 渉氏、水村 オリビア氏
- NKのデジタライゼーションの取り組みについて/本会デジタルトランスフォーメーションセンター
- NKの自動運航船に対する取組み/本会技術研究所
技術一般
- 「2020年からのSOx排出規制適合油の使用に関するガイダンス」の概要/本会技術研究所
- 水中検査へのROV活用に関して/本会技術研究所
- 2018年度 損傷まとめ/本会技術研究所
- AISデータを用いた疲労強度評価用荷重の設定/本会船体開発部
- 帆走式洋上風力発電システムの特性解析/本会再生可能エネルギー部
- IMOの動向/本会国際部
以上
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