Press Release
2020年1月6日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、2019年12月27日付けの鋼船規則等の一部改正を公表しました。
研究開発成果や損傷調査からのフィードバック、業界要望や国際条約ならびに国内法への対応、IACS統一規則への取り組みなどに基づいて、積極的に技術規則の見直しを行っています。
今回公表した、主な一部改正は以下の通りです。
- 損傷事例等からのフィードバックとして、「高応力が作用する十字継手の溶接」、「曳航用ウインチの緊急離脱装置」及び「管装置の配置、接合及び保護等」
- 業界からの要望等への対応として、「アンモニア運搬船に係る特別規定が適用される鋼材」、「防火及び消火要件に対する適用の明確化」及び「排ガス浄化装置に備えるドレン受けの警報装置等」
- 国際条約への対応として、「損傷時復原性」、「ダビット進水式の救命艇等のウインチ」及び「GMDSSの近代化」
- IACS統一規則等への対応として、「機関状態監視保全検査」、「ディーゼル機関の主要部品の材料等」及び「自動化機器の環境試験」
当該規則改正の内容は、本会ホームページにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「技術規則等の一部改正」のページでご覧頂けます。
URL:
http://www.classnk.or.jp
ポップアップウィンドウを閉じるボタン