Press Release

標題:
新来島どっくが開発を進めるLNG燃料ケミカルタンカーの基本承認(AiP)を発行

2020年4月1日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、株式会社新来島どっくが開発を進める49,000DWT型LNG燃料ケミカルタンカーのコンセプトデザインに対し、基本承認(AiP)を発行しました。基本承認では、LNG燃料を使用する船舶に適用されるIGFコードを取り入れた本会鋼船規則「GF編」に基づき、現行のIGF Code(MSC.391(95))を満足することに加え、2024年に予定されるIGF Code 改正(MSC.458(101)) への対応を考慮した基本設計となっていることを確認しました。

新来島どっく発表の本設計の主な特長は以下のとおりです。

「本船の特徴として、二次防壁を要しない独立型Type CのLNG燃料タンクを2基甲板上に設置し、LNG燃料採用によるカーゴタンク容積への影響を極力抑えた設計としている。LNG燃料を使用した場合の航行日数は約40日分を確保しており、航続距離の長距離化を実現した。燃料調整室は上甲板下の機関室とカーゴタンクの間に配置することにより、LNG燃料タンク及びガスバンカーステーションから機関室までのガス配管を最適化しており、滞りなくLNG燃料を主機関、主発電機関及び補助ボイラーへ供給することを可能としている。」

以上

新来島どっくLNG燃料ケミカルタンカーイメージ

画像提供:株式会社新来島どっく

ClassNK - EOD

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