Press Release

標題:
日本郵船及びMTIが開発を進める自律船フレームワークに基本承認(AiP)を発行

2020年5月14日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、日本郵船株式会社(以下日本郵船)と株式会社MTI(以下MTI)が開発を進める自律船フレームワーク(開発コード「APExS」)に対し、基本承認(AiP)を発行しました。

本会は自動運航、自律運航技術の開発及び実装を安全性確保の観点から支援すべく、様々な実証プロジェクトに関与すると共に、必要な安全基準の策定に継続的に取り組んでいます。2020年1月には、自動運航、自律運航技術について、概念設計、設計開発、搭載、運航中の保守管理の各ステージにおける要件を網羅的にとりまとめた「自動運航、自律運航に関するガイドライン」を発行しています。

本会は日本郵船及びMTIによる自律船フレームワークの開発に向け、システムの使用条件やバックアップ体制などの安全性の検証を共に行いました。そして、上記ガイドラインに基づく安全性評価により同フレームワークの実現可能性が確認されたことから、AiPを発行しました。

本会は引き続き先進的な取り組みへの基準提供、技術検証を通じ、自動運航、自律運航技術活用の環境整備に努めてまいります。

参考:本件に関わる日本郵船プレスリリースURL
https://www.nyk.com/news/2020/20200514_01.html

以上

ClassNK - EOD

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