Press Release

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Seatrade Maritime Awards Asia 2020にてSafety Initiative Awardを受賞

2020年6月24日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、6月23日にオンライン形式で開催されたSeatrade Maritime Awards Asia 2020において、サイバーセキュリティに関する各種取り組みにより、Safety Initiative Awardを受賞しました。

Seatrade Maritime Awards Asia 2020は、英海事メディアInforma社が主催し、アジア地域における海事産業に優れた貢献を行った企業・団体を表彰する式典です。Safety Initiative Awardは、海事業界の安全に寄与する取り組みが対象となる部門賞です。

本会はこれまで、船舶のサイバーセキュリティに対する基本的な考え方として2019年2月に公表した「ClassNKサイバーセキュリティアプローチ」に基づき、サイバーセキュリティ対策の実施主体者と対策内容を示したガイドラインや規格を「ClassNKサイバーセキュリティシリーズ」として発行してまいりました。また、昨年12月には、「船舶におけるサイバーセキュリティマネジメントシステム」に基づき、日本郵船グループのNYK LNG シップマネージメント株式会社及び同社が管理する液化ガスばら積船“PACIFIC MIMOSA”のサイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS)を本会として初めて認証しました。その後も各社の申請に基づき、CSMSの審査を実施しています。

今般のSeatrade Maritime Awards Asia 2020では、サイバー攻撃による脅威が高まる中、サイバーセキュリティに関する実用的かつ包括的な指針の発行や認証サービスの提供が、海上輸送の安全に寄与していることが評価され、受賞に至りました。

以上

ClassNK - EOD

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