Press Release

標題:
「船舶におけるサイバーセキュリティデザインガイドライン(第2版)」を発行

2020年7月6日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、造船所や建造船主を対象とした新造船設計に関わる「船舶におけるサイバーセキュリティデザインガイドライン(第2版)」を発行しました。

「船舶におけるサイバーセキュリティデザインガイドライン(第2版)」は、産業用制御システムの国際的なサイバーセキュリティ規格(IEC62443シリーズ)及び2020年5月に国際船級協会連合(IACS)が公表した最新の推奨事項(Rec. No.166)を取り入れ、更新を行いました。また、サイバーセキュリティに関わる船級符号への付記(ノーテーション)の規定を新設しています。

本ガイドラインは、船舶のサイバーセキュリティに対する本会の基本的な考え方となる「ClassNKサイバーセキュリティアプローチ」に基づき、サイバー攻撃から守るべきコンピュータシステムの特定、それらを保護するためのネットワークの構築の観点より、造船所や建造船主の新造船設計における現時点でのベストプラクティスをとりまとめたものとなります。

本会は、造船所による製造中登録検査申込書に応じ、新造船の設計及び建造段階において、本ガイドラインに基づくサイバーセキュリティ検証を実施し、適合した船舶へのノーテーション付与を行います。本ガイドラインは、本会ウェブサイト「マイページ」中の「ガイドライン」に掲載しています。マイページの利用にはユーザー登録が必要となります。

URL: https://www.classnk.or.jp

以上

ClassNK - EOD

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