Press Release

標題:
e5ラボと日本海事協会がサイバーセキュリティに関する共同研究協定を締結

2020年12月15日

株式会社e5ラボ(以下、e5ラボ)と一般財団法人日本海事協会(以下、日本海事協会)はサイバーセキュリティに関する共同研究協定を今般締結しました。共同研究の第一弾として、e5ラボが開発を進める船舶向け総合デジタルプラットフォーム“Marindows(マリンドウズ)”を対象とした概念実証(PoC)を行います。

Marindowsについて(概要)


e5ラボは船のロボット化に必要な通信とアプリケーションで構成された船舶向け総合デジタルプラットフォーム(=Marindows)の開発に取り組んでいます。
Marindowsによって船舶の安全性・生産性・効率性が著しく向上するだけでなく、これまでハードウェアの進化速度であった船を、ソフトウェアの速度で進化させることを可能とします。Marindowsは、OTA(Over The Air)アップデートによって、継続的に進化することで、より安全に、より賢く、より効率的に、そして環境に優しくなっていきます。

本共同研究に関するコメントは以下の通りです。

e5ラボ 最高技術責任者(CTO) 末次康将
e5ラボは21世紀の成長産業である『環境(EV)』と『デジタル(Marindows)』で新しい価値と事業を作っていく。国内外の最高のパートナーと共に進めるMarindowsは、海事業界にこれまでにない革新的なイノベーションをもたらすだろう。
海事業界におけるサイバーセキュリティのエキスパートである日本海事協会と共に、サイバーセキュリティに関する検討を行うことによって、Marindowsから始まる海事産業のデジタル革命の速度とスケールは拡大されるだろう。デジタルとサイバーセキュリティはセットで考える必要があり、日本海事協会との積極的な協業の機会に心より感謝している。

日本海事協会 常務理事 事業開発本部長 髙野裕文
デジタルを活用した最先端の取り組みを行うe5ラボとこのような共同研究協定を締結し、先進的な取り組みに加われることをとても嬉しく思う。総合デジタルプラットフォームは、船上における各種機器やシステムを繋ぐ役割が必要となるため、サイバーセキュリティ対策を幅広い範囲に講じる必要がある。本共同研究では、これまで本会が協力団体などと共に構築してきたベストプラクティスをe5ラボの有識者と共に検証し、得られた知見により総合デジタルプラットフォームを対象とした基準策定に繋げたいと考える。

以上

ClassNK - EOD

ポップアップウィンドウを閉じるボタン