Press Release

標題:
「遠隔検査に関するガイドライン」第2版を発行

2021年1月27日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、「遠隔検査に関するガイドライン」第2版を発行しました。遠隔検査に関わる船級符号への付記(ノーテーション)の取り扱いなどを追加したものとなります。

本会は、研究開発ロードマップ及びClassNKデジタルグランドデザイン2030に沿って、デジタル技術を活用した検査の高度化に取り組んでおり、2019年には情報通信技術(ICT)を用いた遠隔検査の実施に向け、「遠隔検査に関するガイドライン」を発行しています。同ガイドラインは、従来の立会検査と同等の信頼性の確保、また透明性のある遠隔検査適用の判断基準の提示に向け実施した調査・検討結果を取りまとめたもので、遠隔検査の分類や適用となる検査項目、使用するICTに関する技術要件などを規定しています。

今般発行した第2版では、船舶の通信能力や遠隔検査に使用する機材の明確化、乗組員向け実施要領書の備え付けなど事前準備が整っている船舶への船級符号の付記(ノーテーション)の取り扱いの他、遠隔検査の分類と対象とする検査項目に関する記載を見直しました。

本ガイドラインは、本会ウェブサイト(URL: www.classnk.or.jp)にてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧いただけます。遠隔検査実施に関する問い合わせ窓口は、本会検査部(svd@classnk.or.jp / Tel 03-5226-2027)となります。

以上

ClassNK - EOD

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