Press Release

標題:
2021年度第1回技術委員会の開催

2021年1月28日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、1月27日に2021年度第1回技術委員会を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、Web会議システムも利用しての開催形式としました。

技術委員会は、海運造船業界からの代表者及び学識経験者で構成され、船級及び検査に関する技術規則の制定改廃に係わる技術事項を審議・承認しています。今回審議された改正案は35件で、全ての案件が承認されました。全案件の内容は、本会ウェブサイト「マイページ」の「技術規則等の一部改正」に掲載しています。

URL: https://www.classnk.or.jp

承認された主な改正案は以下の通りです。

  • 損傷事例等からのフィードバックとして、「排ガス浄化装置の排水系統における管装置腐食への対応に関する事項」
  • 業界からの要望等への対応として、「製造工場等における検査の方法に関する事項」、「管の突合せ溶接の引張試験片及び曲げ試験片の形状」、「揚貨設備規則の総合的見直しに関する事項」、「甲板昇降型船舶に関する事項」及び「回転機等に関する事項」
  • 国際条約への対応として、「水密性電線貫通部の管理及び検査に関する事項」
  • IACS統一規則等への対応として、「曳航用ウインチの緊急離脱装置に関する事項」、「プロペラの非破壊検査及び溶接補修の溶接施工法承認試験の要件に関する事項」及び「船体構造の溶接部に対する非破壊検査に関する事項」
  • 国内法等への対応として、「日本籍内航船の船首隔壁に関する事項」及び「排ガス再循環装置記録簿の定義に関する事項」

以上

ClassNK - EOD

ポップアップウィンドウを閉じるボタン