Press Release

標題:
“PrimeShip-HULL(HCSR)”の最新版を公開

―強度不足箇所の最適補強検討の工数を削減―

2021年3月2日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、IACSのばら積貨物船及び油タンカーのための共通構造規則(Common Structural Rules for Bulk Carriers and Oil Tankers)に対応したソフトウェア“PrimeShip-HULL(HCSR)”の最新版Ver.8.0.0を公開しました。

今般公開した最新版は、業界からの要望に基づく改正内容を含む最新の規則改正に対応しています。また、“PrimeShip-HULL(HCSR)”を構成する算式計算ソフト及び直接計算ソフトについて、設計作業の効率化に寄与する機能改良を実施しています。特に、直接計算ソフトでは、強度不足箇所の補強検討を行う設計支援機能(降伏・座屈強度評価用)に、増厚と増厚後モデルを用いた強度再評価を評価基準が満足するまで繰り返すAuto Iteration機能を実装しました。本機能により、最適な補強案を算出するための工数削減が可能となっています。

ClassNK - EOD

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