Press Release

標題:
「メタノール燃料タンカー」の設計に対し、基本承認(AiP)を発行

―住友重機械マリンエンジニアリングが開発した二元燃料主機搭載船―

2021年3月22日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、住友重機械マリンエンジニアリング株式会社が開発した「メタノール燃料タンカー」の設計に対し、基本承認(AiP)を発行しました。基本承認では、2020年12月に公表された国際海事機関(IMO)の「メタノール及びエタノールを燃料として使用する船舶の安全性を確保するための暫定ガイドライン」(*1)、及び同ガイドラインに先立ち、2019年に本会が発行している「低引火点燃料船ガイドライン」への適合を確認しました。

住友重機械マリンエンジニアリング発表の本設計船の主な特長は以下の通りです。
「メタノール燃料は引火点が低く毒性もあることから、火災対策や漏洩対策を十分考慮した設計が求められます。本船は、このメタノール燃料を燃焼することが可能な主機、それに必要なメタノール燃料を供給するためのポンプやタンク、制御システムを搭載するほか、二重配管や漏洩検知システムなど、万一の火災や漏洩に対する対策を綿密に検討し、安全性を担保した設計です。」

本会は、メタノールなどの低引火点燃料の使用に関わる安全要件が、国際ガス燃料船安全コード(IGFコード)において明確に提供されていなかったことから、低引火点燃料の指針として、当時のIMOにおける議論や技術動向をふまえたガイドラインを2019年に発行しています。第102回海上安全委員会(MSC)において承認されたIMOの暫定ガイドラインが2020年12月に公表されたことを受け、今般のAiP発行にあたっては、本会ガイドライン及びIMO暫定ガイドラインに基づき、審査を実施しました。

以上

(*1) MSC.1/Circ.1621 “Interim Guidelines for the Safety of Ships using Methyl/Ethyl Alcohol as fuels”

ClassNK - EOD

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