Press Release

標題:
アンカー・シップ・パートナーズよりインパクト投資ファンドの船舶のCO2排出量の評価業務を受託

2021年5月12日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、今般、船舶投資ファンドの運営会社であるアンカー・シップ・パートナーズ株式会社より、同社が組成した6,000億円規模のインパクト投資ファンド(アンカー第5号船舶投資ファンド)における船舶のCO2排出量評価業務を受託しました。

船舶投資にESG(環境・社会・企業統治)の視点を取り入れた本ファンドには、その具体策として、投資が環境・社会・経済に及ぼすインパクトを測定するインパクト投資*1の概念が組み込まれており、特にGHG排出量削減に努めることで海運のカーボンニュートラルの実現に貢献していくことを目指しています。本ファンドに対するインパクト評価・モニタリングは三井住友信託銀行株式会社により実施されます。

本会は、最先端のLNG船を中心とした本ファンドの投資対象船舶に関して、インパクト評価のための指標の一つであるCO2排出量の評価を実施します。その結果が、三井住友信託銀行による本ファンドのインパクトの評価・モニタリングに利用されます。

本会は、海事産業で培った知見を基に、GHGの算定・認証業務等を引き続き実施し、GHG削減に向けた様々な活動への貢献に努めてまいります。

以上

*1 「リスク」と「リターン」の従来の投資判断の2軸に、「インパクト」という第3の軸を加えて、事業や活動の成果として生じる社会的・環境的な変化や効果を把握し、社会的なリターンと財務的なリターンの双方を両立させることを意図した投資

ClassNK - EOD

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